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開始5年で600社が導入!オンラインアシスタント「タスカル」のマーケティング戦略

2024.10.09

  • マーケティング戦略

サービス開始から5年で600社が導入した、オンラインアシスタントサービス「タスカル」。今回は、株式会社ColorsのCEO角前様とマネージャーの坂本様に、専任マーケター不在の「ゼロマーケ会社」におけるマーケティング・営業戦略についてお話を伺いました。

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一人社長やスモールビジネス向け「小回りが効く」サポートが市場にフィットした

ーサービス開始当初のマーケティング手法について教えてください。

角前:2019年2月に「タスカル」をリリースして、初年度はテストマーケみたいな感じでした。ZOOMがまだ普及していなくて、僕がお客さんのところに行って、PCをセットアップして帰ってくるみたいなことをしていました。

その頃、コロナが流行して、オフラインからオンラインへ段階的に切り替えていく時期で。「(オフラインの)商談もないし、いろんなことをやっていくか」といったのが2020年末頃でしたね。最初は、Web広告やSEOから始めました。

 

ーPMFを感じたタイミングはいつだったのでしょうか?

角前:Zoomの普及やチャットで仕事する文化・風土がマーケットに醸成された点と、マーケティングがうまくいった点の、両軸がうまくかみ合ったのが2022年のことです。脇目も振らず深掘りして広げるより、成果が見込めそうなところを集中的に深ぼっていきました。

そこに「完全オンラインでサービスを提供する」といった思いが合わさって、今の状況に至っています。

オンラインでなるべく接触せず仕事する、市場環境の変化は追い風にはなったと思いますね。

 

ーサービスのどの点が、独自性として顧客に評価されたと感じていますか?

コロナが収束したタイミングは、競合サービスとの競争もだんだん激しくなってきた時期なんですよね。それまでは広く「中小企業」向けって打ち出してましたけど、一人社長や社員を採用するほどの規模ではない会社にハマることがわかりました。

僕らの強みは「中小企業向けの小回りが利くサポートがサービスバリューだ」と、何となく気づいたタイミングでした。そこを深ぼって解像度が上がった時期だったと思います。

 

▼利用企業の65%は、社員10名未満の中小企業

 

目標CPAだけに的を絞ったデジタルマーケティング

ーリード・商談獲得施策の選定基準を教えてください。

角前:広告費用をかける施策に関しては、短期成果がのぞめる前提で施策を動かしています。お問い合わせCPAの基準を作り、そこを下回れるかどうかを見てました。下回る見込みがないものは早いタイミングでロックかけて、試してきたところは一つありますね。

お問い合わせ・リード獲得の限界CPAを許容できれば、「〜ヶ月ぐらいで回収できる」と。CPAを下回ってきた施策を細かく見ながら、継続してきた感じです。単純なオーガニックサーチはCPAで測れないところがあるけど、広告では「この辺りが勝ち筋」というのが見えてました。そのため、複合的にCPAを下げるために、SEOをやったところはあります。

また、リード獲得のための広報活動は、お客さんから広報支援のニーズをもらった際、サポートのノウハウをためるところから始めました。結構いろんな施策をやって、定量的な評価、選定をずっとやってきましたね。

 

ーオフライン施策は実施されなかったんでしょうか?

角前:弊社の場合、オフラインの展示会出展はまず選択肢に入らないですね。社長である自分しか現場に行けないので、ちょっと厳しいところがある。

従来やってたオフラインセールスに関しては、すごいパワーがかかる。桁が大きければ、One to Oneのオフラインセールスでも営業コスト回収できるんですけど、少額でサポートするサービスなので、1件にかける時間と費用は限られています。採算性だけで考えると、オンラインでベースを作って組み立てる方がいいよね、となりました。

目標は「1万社1万名体制」の総合オンラインアシスタント

ータスカルの中長期的な目標や戦略があればお聞きしたいです。

 

角前:死ぬまでに、「1万社1万名体制」が目標ですね。僕らだけでなく、業界全体でここに向けて取り組みたいと思っています。

というのも、我々は総合オンラインアシスタントサービスベンダーなので、お客さんの規模感や業界、仕事もバラバラでサポート領域がすごい広いです。今の施策を横展開でもっと解像度を上げていきたいと思います。

例えばAIをうまく組み合わせる、SaaS系のツールの運用をする、などの別メニューがおそらく今後必要で、その辺りの事業展開を考えています。まず第一に「働き手を提供して細かいところをカバーする」ところを、広くいろんな会社やスタッフさんを通じて提供していきたいと思っています。

 

坂本:「働きたいけど働く場所がない」「働きたいのに働けない」というお母さんが実際自分の身近にもたくさんいます。長期休みや預け先がないから外に働きに行けない方が、社会と繋がれるような場所に、タスカルがなっていきたいと思います。

 

セムイス(代表・山上)からのコメント

Colors様とは4年にわたり、Webマーケティング周りでご支援させていただいています。特に2023年以降の契約者数の伸びがすごく、市場にフィットしていることを実感しています。角前社長の、「どの施策もまずはやってみよう」の精神で着手し、失敗から学ぶことで成功確率を上げていかれている点が素晴らしいです。契約社数が600社を超えても専任マーケは置かずに、顧客オペレーションスタッフとマーケスタッフを兼任させている点は興味深いです。さまざまなマーケ施策からノウハウを吸収し、社内スタッフを育成&オペレーションを型化して、顧客向けサービスに転化されています。

 

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