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BASE(ベイス)とは?料金・機能・導入メリットを解説|ショップ開設数260万超のネットショップ作成サービス

2026.10.16

「初期費用をかけずに自社のネットショップを持ちたい」「実店舗やモール販売に加えて、自社ECという販路を試したい」。そんなときに必ず候補に挙がるのが、ネットショップ作成サービスのBASE(ベイス)です。本記事では、BASEの仕組み・料金・主な機能から、STORESやカラーミーショップとの違い、公式事例に見る活用イメージ、導入を支援してくれる会社まで、実務者の視点で中立的に解説します。

BASE(ベイス)とは

BASE(ベイス)とは

BASE(ベイス)は、BASE株式会社が2012年から提供しているネットショップ作成サービスです。プログラミングやデザインの専門知識がなくても、アカウント登録から最短30秒でショップを開設でき、個人・法人を問わず利用されています。公式サイトによると、ショップ開設数は累計260万を超え(2025年11月に250万突破を発表)、ネットショップ開設実績は8年連続No.1とされています(※調査委託先:マクロミル、2025年2月実施のインターネット調査)。

BASE公式サイトのファーストビュー
BASE公式サイトのファーストビュー(出典:公式サイト)

BASEの最大の特徴は、初期費用・月額費用0円で始められ、商品が売れたときだけ手数料が発生するという料金設計です(スタンダードプランの場合)。クレジットカード・コンビニ決済・キャリア決済・あと払い・PayPayなどの主要な決済手段が、個別の審査申し込みなしでまとめて使える点も、開設ハードルを大きく下げています。モール型EC(楽天市場・Amazonなど)と異なり、自社の世界観でブランドを表現できる独立型ショップを持てるのが自社EC(カート型)サービスの魅力です。モール型との違いはAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの比較記事も参考にしてください。

BASEの料金プラン

BASEの料金プラン

BASEには「スタンダードプラン」と「グロースプラン」の2つの料金プランがあります。公式サイトの公開情報(執筆時点)をもとに整理します。

項目 スタンダードプラン グロースプラン
初期費用 0円 0円
月額費用 0円 16,580円(年払いの月あたり換算。月払いは19,980円)
決済手数料 3.6%+40円 2.9%
サービス利用料 注文金額の3% 0円

※PayPay・Amazon Pay・PayPalでの決済には、決済手数料にシステム手数料相当額1%が加算されます。※PAY IDアプリ経由の注文には別体系の手数料が設定されています。※売上の振込時には別途手数料がかかります。料金は執筆時点(2026年10月)の公式サイト公開情報に基づく目安です。最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。

どちらのプランが得かは月商規模で変わります。簡単な試算をしてみましょう。客単価5,000円・月商40万円(月80件)の場合、スタンダードプランの手数料は「40万円×(3.6%+3%)+40円×80件=約29,600円」。一方グロースプランは「16,580円+40万円×2.9%=約28,180円」となり、グロースプランがやや有利になります。月商30万円では逆にスタンダードが有利で、おおむね月商35万〜40万円前後が切り替えの目安です(決済手段の構成や客単価により変動します)。売上は申請から10営業日で入金され、「最速振込」を使えば最短で当日入金にも対応しています。

BASEの主な機能

BASEの主な機能

BASEは標準機能と拡張機能「BASE Apps」を合わせて80種類以上の機能を提供しています。実務でよく使われるものを挙げます。

  • ショップ作成・デザイン:テンプレートを選ぶだけでスマホ対応のショップが完成。HTML編集による本格カスタマイズにも対応
  • 決済:クレジットカード、コンビニ・Pay-easy、キャリア決済、あと払い、銀行振込、PayPay、Amazon Pay、PayPalをまとめて導入可能
  • 集客・販促:Instagram販売連携、Google商品連携、クーポン、メルマガ、ブログ機能など
  • 運営効率化:送り状データ連携など配送系App、CSVでの商品一括登録、生成AIを活用した商品説明文の作成支援
  • 資金・購入者向けサービス:将来の売上予測をもとに資金を先に受け取れる「YELL BANK」、購入者アプリ「Pay ID」(フォロー機能・ポイント)
  • 海外販売:「かんたん海外販売」で追加業務なしの越境対応

自社ECの売上を伸ばすには開設後の集客・運営が重要です。在庫・受注管理の効率化にはネクストエンジンのような一元管理ツールとの併用も選択肢になります。

類似サービスとの比較

類似サービスとの比較

BASEとよく比較されるのが、同じく無料から始められるSTORES(ストアーズ)と、月額制でコストパフォーマンスに定評のあるカラーミーショップです。各社公式サイトの公開情報(執筆時点)を整理します。

項目 BASE STORES ネットショップ カラーミーショップ
無料プラン あり(月額0円) あり(月額0円) あり(フリープラン)
有料プラン月額 グロース:16,580円(年払い換算) スタンダード:3,300円(年契約。月契約は3,960円) レギュラー4,950円/ラージ9,595円/プレミアム35,640円〜(初期費用別途)
決済手数料の目安 3.6%+40円+サービス利用料3%(無料プラン)/2.9%(グロース) 5.5%〜(フリー)/3.6%〜(スタンダード) 3.4%〜(レギュラー)/2.99%〜(プレミアム)。販売手数料0円
特徴 開設の手軽さ・決済の一括導入・購入者アプリPay ID 実店舗向けサービス(レジ・決済・予約)との一体運用 GMOペパボ運営。機能350種以上・容量大きめでコスト効率重視

※各プランの条件・対象決済手段により手数料は変動します。上記は執筆時点の各社公式サイト公開情報に基づく目安です。最新の料金・条件は各公式サイトでご確認ください。

選び分けの軸は次のとおりです。「とにかく早く・無料で始めて市場の反応を見たい」ならBASEかSTORESのフリープランが有力です。実店舗を持ち、レジ・キャッシュレス決済・予約などとまとめて運用したいならSTORESに一日の長があります。月商が数十万円規模に乗り、ランニングコストを最適化したい段階ならカラーミーショップのような月額型が候補になります。さらに本格的な拡張性や越境ECを重視するならShopifyも検討対象です。どのサービスも無料で試せるため、商材との相性を実際に確かめるのが確実です。

導入事例と向いている企業

導入事例と向いている企業

BASE公式メディア「BASE U」の導入事例まとめでは、多様な事業者のインタビューが公開されています(以下はいずれも公式サイト掲載の事例です)。

  • 麺屋武蔵(飲食):コロナ禍での売上減少に対応するためECを開設。登録手順に沿って約30分でショップを立ち上げられたと語られています
  • だいし屋・河野印刷所(製造):創業1924年の印刷会社が、EC専用商品を作らず既存商品のまま販路を開拓
  • LAND(小売):東京・国分寺の雑貨店が実店舗とネットショップを併用し、相乗効果を実現。オーナーはパソコンが苦手と語っています

また、BASE公式の利用者調査(2020年、4,132ショップ回答)では、約9割のショップが4名以下で運営されており、1名運営が7割を超えるとされています。少人数でも回せる設計であることがうかがえます。これらを踏まえると、BASEは次のような企業・担当者に向いています。

  • 初期投資を抑えて自社ECをまず試したい小規模事業者・スタートアップ
  • 実店舗やモール出店に加えて、自社ブランドの販路を低リスクで増やしたい企業
  • EC専任者がおらず、ノーコードで開設・運営のしやすさを最優先したい企業
  • ハンドメイド・アパレル・食品など、SNS起点でファンに直接販売したい事業者

一方で注意点もあります。売上規模が大きくなると決済手数料の負担が月額型サービスより重くなりやすいこと、集客は自社のSNS運用などの努力が前提になること、大規模なシステム連携や独自要件のカスタマイズには限界があることです。月商が安定して数百万円規模を超える見込みがあるなら、最初から拡張性の高いカートや一元管理体制も含めて検討しましょう。

BASEの構築・運用を支援する会社5選

BASEの構築・運用を支援する会社5選

「開設は簡単でも、デザイン作り込みや運営まで手が回らない」という場合は、BASEの構築・運用を支援する会社に依頼する方法があります。支援実績・サービス内容を確認できた会社を紹介します(掲載順に優劣はありません)。

  • ECマインド株式会社:ECサイトのコンサルティング・制作・運営代行を展開。楽天市場・Amazonなどのモールに加え、BASEやSTORESを使ったサイト制作にも対応し、広告運用や商品登録まで一貫支援。モールと自社ECを併用したい企業に向いています。公式サイト
  • アイベック合同会社:カラーミーショップ・Shopify・BASEなどのカートを使ったECサイト制作に幅広く対応。小規模スタートの選択肢としてBASEを提案しており、WordPressやECプラグイン開発にも強みがあります。公式サイト
  • 株式会社エスアイアソシエイツ:成果報酬型のEC運営代行「ショップアシスト」を提供。BASE・Shopify・MakeShopなどの自社ECからモールまで、構築・受注対応・コンテンツ制作・売上分析を専属チームが代行します。初期コストを抑えて運営を丸ごと任せたい企業向けです。公式サイト
  • ジョブプロジェクト株式会社:BASEでのネットショップ開設をまるごと代行するプランを提供。開業後の運営・集客・配送の相談にも月額制で対応するとしています(料金は公式サイト掲載の目安を参照)。公式サイト
  • Semuis株式会社(※当メディア運営会社):楽天市場・Amazon・Qoo10・Yahoo!ショッピング・自社ECを対象に、戦略設計から日々の運営・企画・分析・AI活用までを支援するEC運営支援を提供。EC専任者がいない企業の「社外の運営チーム」として、BASEなど自社ECの立ち上げ・運用を伴走します。公式サイト

※掲載情報は執筆時点の各社公開情報に基づきます。依頼前に各社公式サイトで最新のサービス内容をご確認ください。

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