Qoo10「今日の特価」とは?設定方法・費用・タイムセールとの違いと売上を伸ばす活用ノウハウを解説
2026.08.22
- Qoo10
「今日の特価」は、Qoo10で特定の商品を1日限定・数量限定で割引販売できるプロモーション機能です。メガ割やタイムセールに比べて語られる機会は少ないものの、割引率1%から無料で始められる手軽さがあり、新商品の認知獲得や在庫消化、セール前の助走として使い勝手の良い施策です。本記事では、今日の特価の仕組み、タイムセールとの違い、設定方法と売上を伸ばす活用ノウハウを解説します。
今日の特価とは?1日限定・数量限定の割引プロモーション

今日の特価とは、出店者が指定した商品を1日単位・数量限定で割引販売するQoo10のプロモーション機能です。大きく2つの使い方があります。1つは割引設定のみを行う方法(無料)で、1%以上の割引を設定すれば費用をかけずに「今日の特価」として販売できます。もう1つは、掲載料を支払って「今日の特価」の特集ページに商品を掲載する方法(有料)で、Qoo10のトップページや特集面からの流入を狙えます。
数量を区切って「今日だけ・なくなり次第終了」という限定性を演出できるのが最大の特徴で、ユーザーの「今買う理由」を作りやすい施策です。掲載料の金額や掲載枠の条件は時期により変動するため、最新の情報は必ずQSM(Qoo10 Sales Manager)の管理画面と公式のQoo10大学で確認してください。
市場環境としても、経済産業省「令和6年度電子商取引に関する市場調査」(2025年8月公表)によれば2024年の物販系BtoC-EC市場は15.2兆円(前年比3.7%増)と拡大が続いており、モール内のプロモーション枠をどれだけ効率よく使えるかが、Qoo10のような成長モールで売上を伸ばす鍵になっています。
タイムセールとの違いと使い分け

今日の特価とよく比較されるのがQoo10タイムセールです。両者はどちらも割引型のプロモーションですが、性格が異なります。
・タイムセール:6時間ごとに掲載商品が入れ替わる時間制のセール。露出面が強く瞬発力がある一方、掲載時間が短く、時間帯によって成果が左右されます。
・今日の特価:0時から24時までの1日を通して掲載され、数量限定で訴求するスタイル。露出の瞬発力ではタイムセールに譲るものの、1日を通してじっくり販売でき、無料でも始められます。
使い分けの目安としては、瞬間的な売上の山を作りたい・ランキング上昇を狙いたい場合はタイムセール、費用を抑えながら継続的に露出を増やしたい・在庫を計画的に消化したい場合は今日の特価が向いています。両者は併用も可能で、タイムセールで獲得した新規顧客に対し、今日の特価で再訪時の受け皿を作るという組み合わせも実務ではよく使われます。
設定方法と費用

今日の特価は、QSM(Qoo10 Sales Manager)のプロモーション管理メニューから設定します。実務の流れは次のとおりです。
1. 対象商品の選定:割引しても利益が残るか、在庫数は十分かを確認します。
2. 割引率・数量・日付の設定:QSMのプロモーション管理から「今日の特価」を選び、対象商品・割引率(1%以上)・限定数量・実施日を登録します。
3. 特集ページ掲載の要否を判断:無料の割引設定のみで様子を見るか、掲載料を払って特集面の露出を取りに行くかを決めます。掲載料や掲載条件・審査の有無は変動するため、申請画面で最新の条件を確認してください。
4. 商品ページの整備:せっかく流入が増えても、商品ページの画像・説明・レビューが弱いと転換しません。割引開始前にページを磨き込んでおきます。
費用面では、割引原資は出店者負担です。有料掲載を使う場合は「掲載料+割引原資」の合計を投資額として捉え、想定販売数から逆算して採算ラインを引いておくことが重要です。
売上を伸ばす活用ノウハウ

今日の特価を単発の値引きで終わらせず、売上につなげるためのポイントを4つ紹介します。
1. レビューが貯まった主力商品で実施する:限定性で集めた流入を確実に転換させるには、レビュー件数と評価が育った商品が最適です。新規ストアはまず主力1品に絞りましょう。
2. メガ割前の助走として使う:Qoo10最大のセールであるメガ割の前に今日の特価で商品の認知とレビューを積み上げておくと、セール本番の爆発力が変わります。年間の販促計画の中に組み込むのがおすすめです。
3. クーポン・プッシュ通知と併用する:ショップクーポンやフォロワー向けのプッシュ通知を重ねると、「特価×クーポン」の二段構えで訴求でき、リピーターの呼び戻しにも効きます。
4. 在庫消化・シーズン切り替えに使う:季節商品の入れ替え時期に数量を区切って放出すれば、値崩れを最小限にしながら在庫を現金化できます。出店の基本から確認したい方はQoo10出店ガイドもあわせてご覧ください。
効果測定と注意点

実施後は、Qoo10 Analyticsなどで実施日の流入数・転換率・売上を通常日と比較し、「特価経由で新規顧客が何人増えたか」「リピートにつながったか」まで追いかけましょう。割引率を変えて複数回試し、自店舗にとって費用対効果が最も高い割引率と数量のラインを見つけていくのが実務の王道です。
注意点は3つあります。第一に利益管理です。割引原資に加えて販売手数料も考慮し、1個あたりの粗利を必ず事前に試算してください。第二に数量設定です。数量を多くしすぎると「限定感」が薄れ、少なすぎると早々に売り切れて機会損失になります。日販実績の数倍程度から始めて調整するのが無難です。第三に、仕様・掲載料は変更される可能性があるため、実施のたびにQSMの最新情報を確認する習慣をつけましょう。
Semuis株式会社では、Qoo10のプロモーション設計からメガ割対策、広告運用、商品ページ改善まで一気通貫で支援しています。「どのプロモーションから手をつけるべきかわからない」という出店者様は、お気軽にお問い合わせください。

Semuis株式会社 代表取締役。BtoBマーケティング・セールス支援、ECコンサルティング、BPO、リスキリング事業を展開。まだ世に広まっていない優良企業の発掘と、挑戦欲の高い個人の成長に貢献することにコミット。趣味はブラジル音楽と筋トレ、読書など。note→ https://note.com/yamakami_semuis
